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ブログ-信さんのつぶやき-BLOG

2010年~2012年


 

2012年12月

 月別カレンダーの残りはあと1枚だけ。月日は早過ぎる。静かな秋の夜は己を見つめる時間が必要だなと思います。
 先日このコラムを見て社長自身を診断する「マネジメントパワー」を申し込みされた社長さんがあり嬉しく思いました。社長自身を客観的に見てくれる人や数字のようなものは大切と思います。
 人間はさまざまなタイプがあり己を過大に評価している者、過小に評価しすぎている者と、以外に己を適正に評価するのは難しいようです。
 聖書に「己を自分自身以上にみせている者は苦難におちいる」と言ったような箴言があります。
 オバマ氏が再選されましたが政治で景気回復した例はありません。
 社長自身が己を見つめ会社を見つめ、汗を流すとき、景気は回復すると思います。  

2012年11月

 酷暑が続いたせいか、いつもの秋が訪れると、寒暖の差が激しいせいか、やけに寒さを感じるこの頃です。

 京セラの創業者で日本航空を再建した稲盛和夫氏は「経営哲学」をベースとした会計学が経営の中枢であると考えました。
 「会社の数字とは経営の実態を表す唯一の真実を示すものでなければならない」。(稲盛氏)
 会社の数字とは具体的には貸借対照表と損益計算書だ。それと毎期お届けしている決算診断書だ。
 決算診断書は、わかりやすく一目で企業の実状が判る。是非関心を持ち質問を頂きたい。
 また企業は社長の器より大きくなれません。
 社長自身を診断する「マネジメントパワー」を用意してあります。
 無料です。是非、担当者へ申し出て下さい。
 

2012年10月

 9月に入って30度を超す日が記録的に続いている。
 さすがに朝夕は涼しいが、日中は猛暑で体調がいまいちだ。

 松下幸之助翁がかつて「生きるとは毎日毎日、魔との戦いである」と言ったそうだ。 翁の言う魔とは何かと考えると内の魔と外の魔があると思う。
 内の魔とは自己の魔、すなわち自己の弱さだと思う。自己が確立していれば大概の外の魔にうち勝つことは出来る。
 死ぬ10年ほど前から「毎日、毎日」でなく「瞬間に人間の意思は変わる」と言うようになった。「毎日」でなく「瞬間」が大切という事だ。
 熟成した73歳の大臣でも魔に敗れてしまう。
 瞬間、瞬間に弱い自分、安易に向かい流されてゆく自己に否と言い、最善のものを求め続ける事が決断と言えるだろう。
 経営者にとって、いや人間にとって一番大事なのは決断だと思う。
 

2012年9月

 仙台七夕も終わり、盆も明けるとあれ程の酷暑も、朝夕はめっきりと涼しい。
 「風の音にぞ驚れぬる」だ。

 先月号の続きでジェイ・エイブラハム(世界一と称されるコンサルタント)の考え方のひとつを紹介します。
 「顧客とクライアントの違い」です。
  顧客→あなたの会社から商品・サービスを買ってくれる存在
  クライアント→あなたが保護すべき存在
 よって「あなたはクライアントを守る生涯のリーダーとならなければならない」「あなたがいなければクライアントにとって損になってしまうような商品やサービスを届けることで相手の人生をより良いものにする」という思想です
 よってクライアントと生涯にわたる関係を作ることができたら、信頼できるアドバイザーとして紹介による顧客数がドンドン増えるというものです。私はその思想に納得します。
 

2012年8月

 もうすぐ梅雨も明け、夏雲湧く季節がやってきます。

 先日、税法でない研修会に出ました。
 ジェイ・エイブラハムという世界№1と言われるマーケティングコンサルタントについての研修でした。若い起業家だけで老人らしき人は私だけでした。
 心に残ったヒントをご紹介いたします。
 中小企業庁の発表している平成21年度の倒産原因の第一は販売不振の66%です。その他の原因もありますが先ず販売不振をなくせば倒産が防げます。
 会社の生命線である「売上」を増やすには次の3つを増やすだけでよい、と明解です。
  1.お客様の数
  2.1回あたりの取引の単価
  3.リピート回数(購買頻度)
 よって、売上=お客様の数×購買単価×購買頻度となります。
 この算式の意味を充分に考えてみて下さい。
 続きは次号にします。
 

2012年7月

 梅雨の最中ですが「梅雨晴れ間」を大切にしたいものです。

 今回は当事務所のお知らせを2件させて頂きたいと思います。
 先ず25年の長きにわたり優秀な職員として勤務してくれた桜庭典子が7月末日をもって退職する事になりました。定年前でありますが、山形県長井に独居する老母の介護にあたりたいという事で、退職をやむなく承認いたしました。本当に御苦労様でした。

 もう1件は職員小山えり奈が税理士試験に合格し3月末に登録も完了し、当事務所は3名の税理士資格者を有する事となりました。今後、彼女もクライアントの皆様のよき相談相手となれるよう指導してゆく所存ですのでよろしくお願い申し上げます。

 星野楽天もいまいちですが、若手起用はいいですね。失敗にめげず若手に期待しよう。
 

2012年6月

 絢爛な桜の時もあっという間に終わり、今まさに新緑の時を迎えています。
 まさに「山笑う」の季節です。

 私達の体の中は毎日5千~1万ものがん細胞が発生しているそうですが、神様はそれらに対抗できるように人間の体を設計されました。
 がん細胞をやっつけるナチュラルキラー細胞にフル稼働してもらうためには免疫力を高めねばなりません。
 ある先生の説ですが、免疫力を高めるには3つのスイッチがある。
 1つ目は皮膚に気持ちいいことをすること・・・気持ちいい肌着、太陽をよく吸った布団など
 2つ目は笑うこと・・・・・・つとめて
 3つ目は感謝すること・・・小さな事でも
 それらが免疫力を高めがん細胞をやっつけるそうです。
 誰でも努めればやれる事ですね。
 シンプルな事に気づいてやるかやらないかの差です。でも以外と難しいかもしれません。
 楽天、星野監督も実行する必要がありそうですね。勿論私も。
 

2012年5月

 「春は名のみの」厳しい寒さが続いたせいか、仙台の桜の開花は1週間遅れ、ようやく満開といったところだ。

 大震災から早や1年以上も過ぎたが復興もいまいちだ。
 しかし震災バブルとかで仙台の町は消費性向が上がっているそうだ。
 本当の復興は、解体や廃材処理の終了する今年からだろう。

 当事務所の顧問先企業も悲喜こもごもだが、伸びている企業に共通するのは有事の際の対応力の差だ。
 常日頃から仕事に対する知識、経験を培い、向上心をもって努力している企業は有事にも臨機応変に対応できるのだろう。
 苦境からの立ち直るヒントはそのあたりにあるのではないだろうか。
 星野楽天イーグルスは現在借金状態だが、あたり前の事をあたり前にやれば優勝できるのだ!
 

2012年4月

 例年になくきびしい寒さが続いた今年の冬も彼岸を迎えて、桜前線の北上も聞かれるようになってきた。

 今年の確定申告も15日に終了したが、納税者の方々とお会いする最初の言葉は被害状況の確認だった。
 殆どの方が大なり小なりの被害をされていたが、事業用不動産を所有する方で数億円の損失を被った方もおられた。
 特に被災資産の帳簿価格の切捨てと復旧費用の支出、そして保険金の入金の関係との処理等で、通常の確定申告と較べ倍ほどの時間と労力を費やした。大震災の被害はここにもあったと実感した。ひとつの区切りをつけて前に進む機会としたい。

 30日には楽天イーグルスも開幕、底力を見せてくれ!
 

2012年3月

立春を過ぎると三寒四温といって、三日ほど寒い日が続いた後に四日ほど暖かい日が続きます。仮設住宅等におられる方々はさぞかし暖かい春の陽を待たれる事でしょう。

 消費税の増税のニュースがテレビで流れていますが、増税は避けられないところだと思います。
 野田総理は初志貫徹の姿勢ですが、公務員給与や議員削減等の歳出の削減と同時進行で実施すべきと思います。
 相続税の増税法案も成立すると思いますが、対処の仕方を考えなければなりません。

 確定申告の受付は被災地については先月23日から前倒しで受付を開始しています。 今年の申告は被災の雑損控除がありますので、資料をお早めにお願い致します。

 プロ野球も来月末に開幕しますが、岩隈、山崎が抜けた後フェルナンデスや下柳が入っただけ。CSに進出できたら星野様々ですが・・・。
 

2012年2月

 千年に一度と言われる大震災を経験した年を経て今年も新年を迎えました。
 通常の年賀状も例年通りたくさん来たが、盛岡の税理士、N氏より「年賀は書く気になれず年末の礼状とする」との礼状が届いていました。
 その文中に「それぞれの道で何か出来ることをすればよい。みんなにも自分にも頑張れとエールを送りたい気持ちだ」とありました。
 私達毎日仕事をしている者にとって、どんな仕事に従事しているのであれ、その仕事を通して他者とのかかわりの中で他者の為になる生き方が問われます。
 自分の為だけでなく他者に喜びや感謝を与えられる仕事をする事が、私達に与えられた責務であり、特権であると考えます。
 2012年はそのような深みのある年にしたいと思います。

 楽天イーグルスも今年こそ底力を見せて欲しいなぁ・・・。

 

2012年1月

 あの大震災から早や9ヶ月過ぎ2011年も終わろうとしています。私達や身近な人々が遭遇した災難は想定外のものでした。
 復旧にはあと10年以上は要すると言われています。
 しかし、ある種の企業は特需で大分元気になっているのも現状です。そして被害以上の支援金や保険金が入って震災バブルという話も聞かれます。
 テレビ等のマスコミの被災関係のニュースも被災地以外のメディアはめっきり減って年末は恒例の紅白で賑わうでしょう。
 しかし、震災をくぐり抜けた人たちには初めての冬がやってきます。仮設住宅はさぞかし寒いでしょう。
 私たちは決して忘れないだろうと思う出来事もそのダメージの程度、時間の経過などでいつの間にか他人事のように思われてくるかもしれません。
 しかしこの大震災の出来事は決して忘れてはならないという覚悟のようなものが必要に思えます。
 なんとなく次の俳句が口に出ます。
 「去年、今年貫く棒の如きもの」高浜虚子
 思いも、覚悟も、ずっと貫き通すようなものが必要と思います。

 さあ、新しい年を迎え、新しい一歩を踏み出しましょう。

 

2011年12月

 今年の秋は例年に比べ異常に暖かく、かえって体調に変調をきたす人が多いようだ。今から急に寒くなるので特に自愛が必要です。

 さて日本の法人数はいま約260万社ありますが、その98.6%が中小企業です。ですからいつも注目を浴びている大企業は2%弱で我々中小企業が日本を支えていると言えます。
 そうです、御社が日本を支えているのです。
 しかし中小企業の中で欠損企業の割合が平成20年は71.5%でしたが、今年の23年度は80%を超える予想が出ています。
 当事務所でも震災の影響もあり、今年6社の解散、清算を処理しています。内容を分析すると、震災によるもの1件、その他は欠損の継続かつ後継者の不存在でした。
 企業はゴーイングコンサーン(維持継続)を前提としています。社長の宿命は企業の継続、存続であると考えます。社長の毎日はそのための毎日であると考えます。

 今年も残り少なくなりましたが年末に向けてがんばりましょう。

 

2011年11月

  あれだけの暑さが続いたと思ったら、初冠雪のニュースが例年より2週間も早い。雨が降ると大洪水になり大きな被害になる。
 季節の変わり目の変動の激しさと、風水害の被害の大きさが激しくなってきていると感じるのは私だけだろうか。
 それは自然の変動だけでなく、世界の大きな経済変動も私の長い人生のなかでは経験した事のない激変だ。
 10月6日の日経新聞では25歳未満の失業率はアメリカで17.7%、最悪のスペインで46.2%だそうだ。半数近い若者の仕事がない現実。そして所得格差の是正を訴え広がる欧米のデモの激化。
 それらすべての根源は人間のエゴだ。そのエゴを追求しすぎる結果だ。企業の目的は利益の追求であり、世界のカネはエゴによって動き流れている。
 結論はエゴを追求するだけでは世界も社会も成り立たない。
 私たちは大震災でボランティアの力を見てきた。人間も捨てたものではない。
中小企業も捨てたものではない。


 

2011年10月

 「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだ。
 9月20日の彼岸入りを境に晴れ渡った秋空のもと薄が秋風になびいている。

 大震災から半年が経った。
 立ち直った企業、いまだ深傷から立ち上がれない企業、様々な形態を見せている。
 以前も、当コラムに書いたと思うが、今回のような想定外の震災を含め中小企業は様々な苦難、問題に直面する。
 それらのほとんどは、人間が長くかかえたガン細胞が発見されるように、当企業が長くかかえていた自社の弱点、問題点がある時突然表面に噴出する。
 それは社長自身の人災である。
 自社の問題点を充分に見つめてスピード感をもって対処する。それこそが社長の仕事である。
 それが長期的健全経営のコツと私は確信している。


 

2011年9月

 夏祭りの喧噪も終わった。
 今年の夏祭りは異様な感じがした。震災にめげないところを見せようとする馬鹿さわぎが虚しく聞こえた。。多分一部だけだったろうが・・・。

 さて国税庁より去る8月5日に東日本大震災に係る国税の申告、納付等の期限延長に係る一部地域における期日指定の通知が出た。
 今迄は岩手県、宮城県、福島県について期限が延長されていたが宮城県内においては石巻、塩釜、気仙沼の各税務署の管轄する地域を除き、仙台市等のほとんどの地域は9月30日が期日となった。
 当事務所の関与先企業は幸いにも99%期日に申告していて問題ないところだが、2~3の企業の確定申告及び消費税の予定納税の延長をしている会社が確認された。
 それらの会社については担当者から連絡がすでについていると思いますが、疑問がある時はお問い合わせ下さい。
 残暑のみぎりご自愛下さい。


 

2011年8月

 東北も梅雨明けし毎日、うだるような暑さだ。
 この暑さの中、避難所暮らしの人々の苦しさに思いをはせる。
 私の75歳の姉夫婦は、気仙沼での避難所暮らしからようやく仙台に中古住宅を見つけ気仙沼を去る決心がついた。生まれ育った故郷を捨てる悲しさはいかばかりだろう。

 毎年年末になると今年の一語というのが発表されるが、私は今年はこの一言につきると思う。「畏」である。「畏敬」とか「畏怖」という熟語でおなじみだ。
 「畏」とは辞書を見ると①おそれる②うやまい、たっとぶとある。おそれは怖れではないが怖れも含むと思う。
 この大震災はまさに「畏怖」であった。決して天罰ではない。
 人知を超えた「畏怖」すべき存在に頭を垂れる事だ。
 そこからしか復興の心は出ない。
 人知を超えた原発の破綻は必定であった。人類は雑草一本作れない事を思い知る事だ。

 

2011年7月

 大震災から3ヶ月経過した。今朝も余震で目覚めた。
 被災地の心理状態はまさに地震トラウマである。
 悲しい事や不幸な出来事は本能的に忘れたいと思う心理が働くそうだがこの大震災の出来事は忘れようにも、忘れる事は不可能であり、また忘れずに語り継がねばならないと思う。
 地元誌は3ヶ月たっても毎日震災の記事であふれている。震災孤児は200人を越しまさに戦後状態だ。
 政治は茶番劇を続け被災者はやり切れなさと、絶望感が漂っている。
 このような状態の中でポジティブな思考をもってがんばれと言われても気がめいるだけだ。
 政治家を信用しない私にしてもこう思う。このような大災害に直面したら強力な政治力が必要だ。
 イス争いの茶番劇を演じている時ではない。各自のエゴを捨てて、能力ある政治家による大連立がどうしても必要だ。
 この難局を乗り切る期間に限定するにしても。政治家が期待されるのは今だ。


 

2011年6月

 大震災の発生より2ヶ月以上過ぎた。当社の顧問先企業で被災の激しかった会社を訪問した。この震災を機に廃業を決意した社長もおられる一方でこの大震災を機に新しく会社を作り直そうという意欲のある社長もおられた。この大災害に遭遇し、まさに社長の生き方が問われている。かつてこんなに自らに深く問いかける事はなかったのではないだろうか。
私も今迄永くいろいろな企業とかかわってきて、倒産してゆく会社を見てきた。それらの企業に共通することは社長が会社を倒産に追いやるという事だ。不況とか売上とかに関係ない。自社の体質、弱点、問題点を十分に掌握せず、気付かず放置していた為に倒産するのだ。大震災を機にこの事を肝に銘じたい。

 大震災に遭って1ヶ月以上たった。無気味な余震はまだ続いている。
 4月7日の夜は震度6強のすごさで無気味な毎日だ。

 顧問先企業の状況としては会社の事業継承者である娘婿が出向先で津波にのまれた。また命からがら避難したものの、会社ごと流されたのが数社あった。
 先週町全体が壊滅した南三陸町志津川に、すべてを流された被災者である80歳を越えた奥様と現地に行って来た。
 奥様は病身乍ら志津川病院の屋上に避難され九死に一生を得た。すべての財産や権利書等またかなりの額の現金の入った300kgの金庫は見つかる筈もなかった。
 廃墟となった跡に呆然と佇むお姿を見たとき胸がつまった。
 科学万能の物質主義のこの世の存在物は自然の前ではひとたまりもないという事がはっきりした。
 そしてこの大災害を通して人間の価値観が見直されるのではないかと思った。
 人間にとって本当に大切なものは何かという。普通の平凡な一日一日を平穏に過ごせることに感謝の念を持って生きる意味がある事をこの大災害は教えてくれた。


 

2011年5月

暑さ寒さも彼岸まで。もうすぐ開花宣言もあるでしょう。

 今日、新規開業をすべきかどうかという人が相談にみえた。不景気のあおりで支店が廃止されるに伴い、支店の社員と共に会社を立ちあげたいという事でした。
 幸にしてメーカーからの商品の仕入については保証してくれ、固定客もあり、売上はある程度計算できる。
 そこで売上、経費の推計をした結果、その売上では経費を賄いきれない事が判った。それ故、借入に頼る事は出来ないので、経費不足は予定していた報酬、給与を減額すべきだ、給与は利益からしか出せないのだからと話した。
 従業員だった人が経営者になるには意識改革が必要です。

 今月3月25日、楽天イーグルスの開幕です。期待してますよ。

 

2011年4月

 立春を過ぎると、さすがに陽ざしも強くなり、北国仙台でも充分に春の気配を感じます。

 2011年度税法改正がまとまったようです。
 法人税法に於いては「法人税率の引下げ」と「欠損金の繰越控除制度」が改正の主なものです。
 この改正は大企業向けのものであり中小企業にとってはあまり関係ない。
 むしろ個人の相続税の課税強化が影響大と思う。
 相続税法の実施は23年4月1日以降の相続から適用されるので要注意。
基礎控除額が約半分になりますので課税の網にかかる人が今迄より5割ぐらい増えそうです。

来月はいよいよ楽天イーグルスも開幕です。
今年はファンの期待もかなりのものです。経済効果も期待します。



 

2011年2月

 2011年の幕も開いた。
 伊達直人が今盛り上がっている。 不信と悪意に満ちた現世での庶民の心より善意ととらえたい。 もっとひろがれ伊達直人!
 資金繰りに苦しむ中小企業にとって、新しい年を迎えたと言っても、夢や希望を持ちにくい。 日本の政治も世界経済も混迷状態だ。
 しかし我々は生きてゆかなくてはならない。
 初心に帰って基本から見直すのが肝要だ。
 会社を社長個人を徹底的に、客観的にチェックしてみる。
 同時に顧客が何を望んでいるかを追求してみる。そこから何か出て来る事を期待したい。

 星野楽天がスタートした。
 どんな野球を見せてくれるのか期待をもって見つめたい。


 

2011年1月

 2010年も予想通り変動の年だった。
 2011年は中小企業にとって希望の年でありたいものだ。

 年末にあたってのひとり言……
 (有)斎藤経営ももうすぐ30年を迎える。
 私は何をやってきたのだろうか?本当に顧問先の皆様の為に全力を尽してきたのだろうか?
 本当に社員の為を思って行動してきたろうか?今迄、充分に他の人の為に努力してきたろうか?
 すべての問いに対して、否とつぶやく私。
 私も来年は古希。充分に納得いく年にすると決意する。

楽天の人事異動で、はえぬきの渡辺直人がトレードされた。
ちょっときびしい人事だね。松井はどれ程のものかね…。

 

2010年12月

 今年ももうあと1ヶ月余り。何と月日の早いことか。
 秋がなくいきなり冬になった感じで寒いですね。

 今年も年末を迎えて、中小企業の資金繰りはかなりきびしいものがある。
 上場企業の経常利益は8割以上増加している企業が大半で収益回復が明らかになったそうだ。
 しかし、日本の底辺を支えている90%以上を占める中小企業はどうだろう。  当事務所の関与先の約80%は赤字が現状だ。
し たがって今、叫ばれている法人税率の引き下げなどは大企業の問題である。  中小企業の当面の問題は如何にしたら黒字会社になれるかだ。
 それは税以前の問題であり日本の国を支える中小企業を真に大切にする政治の力、行政の力が不可欠だ。

 楽天の監督に星野氏が決定した。星野氏の実績と手腕に期待したい。


 

2010年11月

 あの猛暑もあっという間に秋風が吹き、今、あの暑さが恋しくなったりします。 人間は勝手な生き物です。

 企業には「上り坂、下り坂、まさか」があると言われています。
 特に最近は「まさか」の時代です。
 不動産賃貸業を長く営む社長が相談に見えられた。
 家賃の取立代行を依頼していたジャスダックに上場している資本金60億の大会社が、税金の滞納で国税局に預金を差し押さえられた。 それで預かっている家賃の振込が出来なくなり、今後の業務が不能になったという事であった。
 中小企業にとっては大きな損害である。
 宅建協会が推せんする会社がそのようになるとは「まさか」である。
 「まさか」を防ぐのはむずかしいが、日々の仕事の積み上げた「カン」を大切にするのもひとつだ。

 楽天の後任監督の問題は割り切れないものが残りますね。楽天の経営方針に対して……。


 

2010年10月

 9月に入っても猛暑が続いています。いつ迄続くこの暑さ…。
 暑いうえに中小企業の経営は中々上向きになって来ない。むしろ体感的には悪くなっている。こんな状態の中で生きているとうつ状態になりそうだ。

 松下幸之助は幼少の頃、自転車の事故や水難事故で死ぬ状況のところを助かり「おれは運が強いぞ」と思い仕事上でも強い自信になったそうだ。
 「おれは運が強い」と感じれるかどうかです。物事に対する受け止め方です。
 今迄会社はやって来れたのだ、「運が強い」と思いがんばれるかどうかです。
 プラス思考は確かに生きる力となります。ためしてみて下さい。

 今年の楽天は何だったのか?ちょっとむなしさの残る秋です。



2010年9月

 異常気象の影響か? 真夏日が続いています。とにかく暑い!

 高校時代の友人が昨年春タクシーに乗車していて交通事故に遭い、脊椎損傷で寝たきりとなりもう一年以上たちました。
 何度も見舞に行き、バカ話してきます。(頭ははっきりしているのでバカ話しかできません)
 会社の経営者ですが毎日どんな気持で過ごしているのだろうと考えます。
 あたり前の日常の日々が不条理な毎日のくり返し。
私達あたり前に毎日を過ごしている人間への警鐘だと思いました。
 あたり前の毎日を過ごせる幸せを噛みしめたいと思います。

 楽天ひさしぶりに3連勝、この調子で今年もCS目指してがんばれ。


 

2010年8月

 梅雨の晴れ間に一迫のユリ園に行って来ました。
 西洋ユリは皆空を向いて咲くのを知りました。

 今月7月6日に年金型生保の二重課税の訴訟の、最高裁判決が出て国が逆転敗訴しました。
 相続時に一時金としてもらう生命保険と年金としてもらうものがありますが、年金型のものは毎年もらったものに所得税が課されていました。
 それがおかしいと一主婦が訴え、認められた訳です。
 税の専門家の私も税法にそのように規定してあるからと疑問にも思われなかったものが素人には大問題だった訳です。
 この判決は考えてみるとかなり重い意味があります。
 過去課税(相続税)と現在課税(所得税、法人税)の接点に係る税体系そのものにかかわるからです。

 楽天は、ダントツドンジリ、しかしあきらめるな!
 

2010年7月

 山はこぶしの花が咲き、もうすぐ夏山シーズンを迎えます。
 2年ぶりに栗駒登山道が開通したので、登ってきました。おだやかでホッとする山でした。
 山好きで「雲の峰」という会を作り毎月山に入っていますが、ヘトヘトになって岩にしがみついていて、ふと見るとヒメサユリに微笑んでしまいます。
 花は何の為に咲いているか考えます。
 偶然に咲いているのではなく何らかの意図がありその美しさと可愛らしさを見せていると思います。
 そう感じるとき感謝の気持が湧きます。山はいろいろと教えてくれます。

 楽天イーグルスはついに交流戦1位に躍り出ました。
 この調子でイケイケ!

 

2010年6月

 G・Wもあっという間に過ぎ、今、法人の3月決算のクライマックスです。
 返済猶予法(中小企業等金融円滑法)の成立を受けて、資金繰りのきびしい中小企業は銀行に対する借入返済が困難である場合、同法の適用を銀行に申し入れる事が出来る。
 当事務所でも同法の適用を受けたい企業があり、銀行と諸手続きを行っている最中だ。
 資金繰りに苦しみどうしても同法の適用を受けたいという場合を除き、その後の新規借入はむずかしくなるので慎重な対応が必要だ。

 「山笑う」という季語があるが今まさに山はみずみずしい新緑で迎えてくれる。 休日は山で遊びましょう。

 

2010年5月

 桜前線は北上中です。仙台の満開は今月中旬頃でしょうか。

 人間にスランプはつきものです。企業にもスランプはあるでしょう。
 スランプとは、心の状態だと思います。
 楽天、山崎は今まさにスランプ中ですが、あのイチローでさえあります。
 私自身も年に数回あります。それを打破するのはプラス思考(物事を常に良い方向に考える)しかありません。
 「そのうち必ず打てる」「会社は必ず良くなる」「自分はやれる」と思い続ける「思い」あるいは「祈り」しかありません。
 あなたの会社は必ずよくなります。

 ベガルタと比べ、今年の楽天イーグルスはいまいちですが、そのうち必ず復活するでしょう。

 

2010年4月

 恒例の確定申告も終ると、もうすでに春です。
 確定申告にみえた、様々な業種の個人営業の経営者の方々の話しによると、昨年の11月あたりから、状況が急変して、悪化しているとの事だ。デフレは予想外に進行しているようだ。ひとり勝ちを続けていた天下のトヨタでさえあの通りだ。会社はどんな会社でもいつでも潰れていく可能性がある。経済環境がどうのと言っても始まらない。「問題を先送りしない」「即断」「即決」する。「当り前の事、平凡なこと」をやり続ける事が「成功の王道」のようだ。そろそろプロ野球も開幕します。ブラウン監督の明るさと、熱意に期待します。

 

2010年3月

 3月も近づくと、陽の光も強くなり、春を感じさせます。

 「病気にも意味と価値がある」という、ある医学博士の言葉です。
 病気とは身体がある刺激に対して正常に反応した結果だと考えられる。
 運悪く病気になるのではなく、身体が置かれている環境に反応してメッセージを届けているのが病気であり、その意味と価値を自分で見つけ出して問題解決にあたるの事が治療につながる。
 自分に与えられた環境と自分との関係を改善し、よりよい人生を構築することで病気が治る。それで「病気にも意味と価値がある」と言っています。
 企業の赤字にも意味と価値があると考えることも出来ます。
 特殊支配同族会社の主宰役員給与の損金不算入制度は平成22年4月1日以後に終了する事業年度より廃止されます。

 

2010年2月

 2010年、区切りのいい年です。
 虎穴に入らずば虎子を得ず。よいと思った事は一歩踏み込んでみましょう。

 思考パターンの変化について。
 私達の記憶は大脳のニューロンとニューロンの接続部のシナプスで作られる。それは記号化されたコードになっており、そのコードがシナプスを通過するとき敏速に反応する。悪いコードが入ると、そのコードが働き悪い思考パターンとなる。
 よってたえず前向きのもの、善いものを大脳にインプットする訓練が必要だ。
 体と同じように脳も鍛える必要があるそうだ。

 仙台はスポーツ面では今年も大いに期待できる。
 せめてがんばってくれ楽天イーグルス、ベガルタ仙台!

 

2010年1月

 先月迄、あざやかな赤や黄で彩られていた欅や銀杏もすっかり裸木になり、欅は光のページェントで装われるでしょう。

 経理資料が数ヶ月も遅れる会社があります。当然試算表の作成は遅れます。
 一方翌月早々に資料を持ち込み、試算表の出来るのを心待ちにする会社もあります。
 何故早く試算表を作る必要があるか?勿論、借入のため、税務申告のためもありますが、一番重要なのは会社存続のためなのです。
 数字は正直です。試算表の結果により会社の真の姿を知り早めに対応する必要があります。
 資料が3ヶ月以上も遅れる会社はほとんど経営不振の会社です。
 悪循環をたち切ってください。

 新型インフルエンザが猛威をふるっています。
 当社でも3名がかかり一週間休みました。注意して新年を迎えましょう。

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