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ブログ-信さんのつぶやき-BLOG

2013年~2015年


  2015年12月

今年のカレンダーもあと1枚になった。年をとると月日の過ぎる早さを実感します。

物理学者の寺田寅彦(1878年~1935年)は「天災は忘れた頃にやってくる」と言いました。そして「文明が進むほど災害は激烈の度を増す」とも言いました。
テロによる災害などは天災でなく人災ですが、まさに文明の発展の産物と言える災害でしょう。

あの東日本大震災から早や4年7か月の歳月が過ぎました。三陸沿岸やその他の地域で復興が進んでいるのかと疑いたくなる現状にもかかわらず、快適な生活をしている私達の日常とは関係ないもののように、ほとんどの人達はもう忘れつつあるようです。心に深い傷を負った人達を除いては…。

随分昔読んだ大江健三郎という作家の「ヒロシマノート」という本の中で、語句は忘れたが「日本人は忘れることの天才的な人種である」という主旨の言葉を記憶しているが、そんな気がしないでもありません。

人間は忘れる事は必要だが、決して忘れてはならないこともあるでしょう。たとえば約70年前の戦争の事や今回の大震災の事などです。ひたすら震災の記事を一面に取り上げ続ける地方紙には頭が下がります。    

今年もあとひと月と少し、元気に平安に過ごしましょう。


 2015年11月

 今年10月2日午前8時に北アルプスの北穂高岳の頂上にいた。この年で憧れの北穂に登れた健康を亡き両親に感謝した。

前夜来の暴風、豪雨が嘘のような晴天だった。槍が岳、常念岳の山々、そして富士山までも見る事ができた。そして涸沢ヒュッテからの下山中の紅葉はクライマックスでまさに私の人生の最良の数日間だった。

下山すると今年のプロ野球はほぼ終了していた。開幕前、私が予想した楽天イーグルスは少なくともCSには出場できるだろうという予想は見事にはずれた。会社の片隅にまだ貼ってある「一致団結」の楽天のポスターが虚しく見える。
 
「一致団結」のまさに反対の「支離滅裂」の状態になったのは5連敗で借金が9に膨らんだ7月9日の田代コーチの辞任からだと思う。田代コーチの辞任理由は表向き打撃不振の責任を取ったとされたが、三木谷オーナーへの不満が爆発したのが真相だそうだ。
 
 企業も、中小企業はさておき資本と経営の分離が原則だ。
 「金も出すが口も出す」では現場はやりきれない。
 次期監督も決まったが「一致団結」が勝利には不可欠だ。
 最終戦まで熱心に応援したファンの為にも来季に期待したい。


 2015年10月

 酷暑が続いてヘトヘトになっていたら、今度は秋の長雨だ。体が天気についてゆけない。

先月、8月25日の日経新聞に大きな見出しで「シッター代所得控除」とあり厚労省が2016年税制改正要望に盛り込むそうだ。この記事を見て共働きの若い夫婦はベビーシッター費用を医療費等と同じように所得控除すべく、確定申告会場にならびそうなので「チョット待った」と言いたい。
 
 会社員は勤務している会社で年末調整して一年の税金が清算されるが、その他の所得控除があれば(医療費のように)確定申告して還付を受ける事ができる。
 しかしこの「ベビーシッター代控除」は、特定支出の特例という全く違う仕組みの所得控除で、年末調整で給与所得控除を受けないで、自分で申告書を作り、給与収入から必要経費(資格取得費や5項目に限定)を控除する際に加えられるというものだ。
 
 この特例を利用して申告している納税者は全国でも20人に満たないという、殆んど納税者が利用できない有名無実の税制である。
 よってもう一度確認のうえ来年の確定申告にのぞんで頂きたい。

楽天の今期は終わったようだ。監督に落ち度はなかったと思う一人だが結果がすべての世の中だ。


 2015年9月

 今年の梅雨は暑く、梅雨明けの此の頃は例年にない猛暑だ。  

東芝の不適切経理についての報道には唖然とした。2000億円近い、不適切な会計処理は粉飾決算と言えるだろう。
 
 今から30年以上も前になるだろう、石川島播磨重工より「メザシの土光さん」といわれた清貧な生活で有名な土光敏夫氏を社長に迎えて、シンプルで明快な社風を作るのに成功した。
 しかし組織というものは風通しのよい体質が続かない限り、必ず役所的体質に陥る。社長月例会で幹部社員達は「チャレンジ」と称する過大な目標を与えられ、会計操作に手を染める。そして何年も続ける。
 
 二重帳簿をつけていた社長夫人の毎日の不安とストレスの話を聞いたことがあるが、それと同様にどれだけの人が苦い酒を飲み、眠れぬ夜を過ごした事か。20万人の社員抱える東芝は今、存亡の危機にある。
 中小企業もシンプルで、開かれた組織でないと同じような事になる。
 トップは自戒せねばならない。

楽天イーグルスは、体質的弱点をさらけ出した。
 ソフトバンクや西武の3割バッターに対し、1割台のバッターでは到底勝ち目はない。私の予想は狂ったようだ。


 2015年8月

梅雨の頃の仙台は、肌寒い時もありストーブをつけた時もあったが、近頃はストーブをつけた事がない。地球温暖化のせいだろうか。

 今回は引き続きマイナンバー制度をとりあげたい。
 最近、顧問先を訪問すると「いろいろな業者がマイナンバー制度への対策のための営業に来て困っている」という相談が多い。
 
 問題は次の2点に要約される。
 第一はマイナンバー取得の手続きの問題、第二は個人情報のセキュリティの問題です。
 当面(平成28年から)第一の件ですが、まず従業員のナンバーの確認です。交付手続きは一人30分~40分、本人確認のためかかるそうです。免許証があると簡単ですが、身分確認する手段とか問題あるようです。

 第二のセキュリティの問題ですが、当事務所へ給与計算、年末調整を依頼している会社は、従業員のナンバーを知らせてくれるだけで結構です。当事務所で対処します。
 自社で給与計算をやっている企業はセキュリティ対策は必要ですが、自社の規模、体質等見きわめ、IT各社の営業にすぐ乗らず、しばし静観してください。年金機構の流出問題のように、セキュリティはもれるものですから状況の変化もあります。

楽天イーグルスはようやく8連敗から脱出できましたが、この戦力でよくやっていると思います。


 2015年7月

 先日の暑い日、東京での研修会に出席しました。
 税務の研修会ではなく、当社でやっている「決算診断」の研修会にです。全国から約50名程の所長先生が出席しました。
 内容は決算診断の内容をよく理解し、説明できるよう「決算診断士」という民間資格を作ろうというものです。
 決算をしない会社はありません。
 
 決算書には3つの目があると言われます。
 1つ目は「税務署」、2つ目は「銀行」、3つ目は「経営者」です。一番大事なのは「経営者」の目です。
 経営者がこの一年間自分の会社がどういう営業活動(P/L)をやったか、その結果、どういう資産、負債(B/S)になったかという集大成が決算書です。この決算診断書によってじっくり考えてもらいたいと思います。

企業は利益を出さなければなりません。そして税金を払える会社にならなければなりません。税金を恐れる経営者は伸びません。これは真理です。
 社長さんや幹部社員の人達に自信をもって、じっくりと経営分析を説明できる社員を多く養成するつもりです。
 どうか決算診断及びマネジメントパワー(社長個人の診断)を利用して下さい。


 2015年6月

 今年は五月晴れが続き、庭には牡丹、あやめ、つつじなどの花々が今を盛りと咲き誇っています。

最近のマスコミで取り上げているのが「マイナンバー制度」です。非常に認知度が低く、名前を知っていても内容を知らない人は8割以上だそうです。
 マイナンバーは個人と法人に付され、「通知」「交付」がされます。
 「通知」は今年27年10月より、「交付」は平成28年1月よりとなります。
 個人番号は各市町村から「通知カード」により、法人番号は、書面により国税庁長官より「通知」されます。
 
 法人についてですが、平成28年より企業は従業員やその家族の番号を把握して、源泉徴収票への記載義務が生じます。よって従業員は扶養親族等のマイナンバーを扶養控除申告書に記載し会社に提出する必要があるので、企業はそれによって税務署へ報告することになります。
 
 企業の負担については、この段階では大した事はないと思いますが、従業員情報の洩れが罰則対象になるところから負担が重くなります。
 政府の広報活動がいまいちなので何かと不安が大きいと思いますが、心配しすぎは無用です。但し、この制度は少ないメリットと共に大きなリスクの存在も事実です。次の機会にお話ししたいと思います。

楽天イーグルスは、チャンスの一打が欲しいですね。


 2015年5月

 仙台も桜前線が到来し、4月は多くの若者が社会人としての第一歩を踏み出す。

若者の動きを追う調査誌によると「大企業の正社員こそ高リスク」との認識が広がりつつあると指摘する。
 自信のある若者は、転職や起業が珍しくない世の中になることを見据え、職業人としての価値を早く高めたいと望む。しかし大きな組織ほど希望が通りにくい現実がある。大きな組織より中小企業の方が技能を高めキャリアを積むチャンスは多い。

当社にも社員の新旧交代があった。以下に紹介します。
  
  定年退職者  岡田 清廣
  
  新規入社   関 渡(セキ ワタル)32才 独身 税理士試験 2科目合格

 退職者は永い間、ご苦労様でした。新入社員は夢と希望をもってがんばって下さい。


 2015年4月

 毎年のことだが、暑さ寒さも彼岸迄を実感する此の頃です。
 
 さて今回は、今年のプロ野球にの展望について予想したいと思います。
 昨シーズンについては、一昨年末のこのブログの予想通り最下位に転落しましたが、今年は戦力は投打ともに変わりばえせず、いまいちなものの、クライマックスシリーズには残れると思います。
 理由は野球は個々の力だけでなく、組織の力がもの言うと思います。企業の力も同じですが…。
 権威者星野さんに替わり新人デーブ大久保の起用は好材料です。実績の全くない大久保監督のもと選手たちは伸び伸びと自分を発揮できるでしょう。

昨シーズンは一度も球場に足を運びませんでしたが今シーズンは4月の予約をとりました。10回は行くつもりです。
 そして、ヤンキースから帰った黒田投手の加入で投打充実の広島カープがセントラルでは優勝するでしょうが、広島カープとの日本一の争いが私の夢であります。 私は楽天球団誕生前の小学生時代からのカープファンです。日本シリーズの対戦は複雑な気分だなとおもったり、春の陽気のせいかちょっと浮かれています。


 2015年3月

 立春も過ぎ、ドカ雪の雪かきで往生するものの、春はまぎれもなく近づいているのが、日足の伸びで感じる此の頃です。

「イスラム国」の殺戮のニュースで戦慄しましたが、真のイスラム教徒は旧約聖書とコーランを愛する善良な人々でしょう。
 先日の日経新聞で「ハラル認定」という文字を見て何だろうと思いましたが「ハラル」はアラビア語で「許されている」「合法」を意味するそうです。
 イスラム教が禁じる豚肉やアルコールを使わずに製造された食品などを認定する制度で世界30ヶ国以上に80以上の認定機関があるそうです。
 認められれば製品にマークが表示されイスラム教徒は認定マークを確認して商品を選ぶので、認定を取得する日本企業が増えていて、宇都宮の豆腐メーカーは工場丸ごと認定を受けたそうです。それだけイスラム教徒は多いのです。
 今、特にヨーロッパ圏において、「イスラム国」を憎むあまり普通のイスラム教徒まで迫害するような動きがあるが鬼子と本物を見分ける冷静さが必要と思います。「ハラル認定」料理を楽しんで食べてもらいたいものです。


 2015年2月

 今年のいつもより長かった正月休みもあっという間に終わり、2015年の幕は開きました。

昨年末の一年の世相を表す「今年の漢字」に「税」が選ばれ、清水寺の神主が和紙に大文字を揮毫しました。約17万票の応募ですが「嘘」が次点だったそうです。
 4月に消費税が8%に上り今年の1月1日より相続税が増税になり「税」に関する国民の関心が予想外に高まっている現われかと思います。
 一方企業にはアベノミクスの謳い文句である法人税の減税が実現しそうだしまさに「税」の年になるかなと思います。

神代の時代から「税」は民にとって悩みの種でした。ますます格差の開く社会にあって、弱者のための税法改正であって欲しいし、あらねばならないと思います。税収は多数の弱者からのものが殆どを占めるからです。
 また「税」に対抗するには「税」を知らねばなりません。
 是非当事務所を御利用下さい。
 
 今年も元気でいきましょう。


 2015年1月

 師走の街に選挙カーが走り回ったあの喧騒はいったい何だったのだろう。アベノミクスが駆け回った一年ももう過ぎようとしている。昔の師走も正月はのんびりしていたなという思いに浸るのは私だけだろうか。

日経の「会社の寿命」という本によると「会社の寿命は平均30年にすぎない」そして「いかなる企業も従業員の平均年齢が30歳を越えたとき衰退の道をたどり始める」という法則があるという事だ。

その法則については疑問のあるものの私は70歳を過ぎ、社員の平均年齢も40歳をとうに越している。私自身の事業承継と社員の若返りを計らねばなどと考え乍らこの師走の空を眺めたりしている。しかし正社員採用主義の旧日本企業にとっては到底無理な話である。せめて定年者を補充して20代の若者を採用する程度であろう。その中で堅実な経営を続けてゆくしかないだろうとちょっぴりネガティブになっている自分が居る。

今年もよろしくお願い申し上げます。


 2014年12月

 朝夕は大分寒くなり蔵王に冠雪のニュースも入りました。

 ところで今回は楽天イーグルスの話をしたいと思います。
 私は昨年のこのブログの12月号で下位を予想したが最下位に甘んじました。それは当然の結果でした。
 でも来年は変わるでしょう。先ず監督が変わりました。
 人間は短期的に言えば開放感が好きです。大久保監督の貫禄のなさと、権威のなさがプラスに働くでしょう。1年契約の大久保監督のもと選手は多分伸び伸びと働くでしょう。クライマックスに出るのはまちがいないところです。
 次に別の次元の話をしたいと思います。
 それは楽天球団の体質の問題です。楽天に限らず多分他の球団も同じかと思いますが資本の論理です。
 楽天は今年大いに座席数も増やし、来シーズンに向け場外の飲食店(屋台)を一掃し、リニューアルするそうです。その屋台店舗で食べていた人々は紙切一枚で今シーズン限りの最後通牒をもらいました。彼らは大の楽天ファンでした。しかし今年の正月はどんな気持ちで迎えるのでしょう。
 球団は一人一人のファンから成り立っている事を忘れてはなりません。


2014年11月

 秋分が過ぎ夜の時間が昼より長くなったのを感じる。秋の虫の鳴声も大分弱まってきた。

 秋は税務調査の最盛期だ。現在3件ぐらい調査事案を抱えているがその1件はつめの段階で、交際費のみ俎上に乗った。それも商品券の使途であった。
 使途が不明の為大半は使途不明金(使途秘匿金)という調査官の主張であったが、幸いにも社長の手帳に渡し先のメモ書きがあり、半分以上は使途が判明し、認めてもらう事となった。そして使用していない商品券も残っていたので、カスリ傷ですんだが、今後は払出簿をつけて明瞭にするという事で終了した。
 交際費の改正は2013年度より800万円迄全額損金(中小企業の場合)となり資本金1億円以上の大企業でも飲食費の50%まで損金算入できるようになった。
 但し企業の7割は赤字なので法人税を払っておらずこの改正の恩恵はない。
 赤字企業の交際費を増やせる筈はなく、麻生太郎財務省の思惑通りにはいかないだろう。

 2014年10月 
 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだ。今後は「つるべおとし」と言われるように、日暮れがめっきり早くなって心細くなります。

 さて今年6月に公布された「国税不服申立制度」が半世紀ぶりに改正される。
 この制度は税務当局による不利益な課税処分の取消を求める制度で、国税不服審判所に異議申立をすることになるが、納税者の主張が認められる割合は例年約10%とかなり納税者にとっては厳しい。
 私も過去に2回この制度を利用して税務当局と争った事があったが勝敗は一部取消しで、数千万円の税金が還付された事が思い出される。
 内容は手続きのスピード化と明瞭化だ。決着まで約1年~1年半ぐらい今迄はかかったと思う。
 また請求人が直接当局へ口頭質問できるようになった。
 どうしても納得ゆかない税務調査があり修正申告に応じられないと思われる時は、税理士と相談のうえ争う道は開かれています。但し時間とエネルギーが必要です。

 2014年9月

 梅雨が明けたと思ったら、猛暑の夏がやってきた。
 猛暑の中、今月は決算の会社(6月決算)が以外に多い。盆休も入るので8月は心してかからねばならない。

 わが社のモットーはS.S.CアンドHだが、それはS(シンプル)、S(スピード)、C(クリーン)、H(ヒア)で、何度かこのコラムにも書いてきたところだ。
 今日は特に大事なH(ヒア)について話したい。
 顧客より高い支持を得て会計事務所を発展させていくためには、顧客から高い支持を得ている所員が不可欠である。
 高い支持を得る秘訣はH(ヒア)の力だ。自分の考えや主張を話す前に、社長の考えを聞き出す。社長が「主役」であり所員が「聞き役」だ。百選練磨の社長は話している間に、解決策が出てくるものだ。
 よって「社長が安心してなんでも相談できる人」それが顧客との信頼関係を得る所員だ。
 人間は自分を少しでもよく見せたいと思う心がある動物なのでどうしても「カッコウ」をつけたり、「自尊心」を満足させたいと思う。
 それを抑えて徹底した謙虚さを示す時に、示し続けた時に、その所員は本物のコンサルタントになって顧客に頼りにされているだろう。


 2014年8月

 サッカーのWC惨敗、楽天のドン尻、そして集団的自衛権の成立など、梅雨の最中もあって近頃うっとうしい毎日だ。

 7月4日の日経新聞の一面に大見出しで「厚生年金、加入逃れ阻止」の記事が載った。
 政府は厚生年金に入っていない中小零細企業など約80万社を来年度から特定し、加入させる方針で、国税庁が保有する企業情報(所得税を源泉徴収している会社の支給人員等の情報)を年金機構に提供することになった。
 そして年金加入を強く求め、応じない場合は法的措置で強制加入させるというものだ。国民年金の保険料納付率は60%と低水準だが、厚生年金は加入企業の納付率が97%と高い。年金財政の改善策として目を付けた訳だ。
 私の事務所にも美容業等のサービス業や、建設関連企業の社長から厚生年金等の社保加入の相談を受けるが、その時は、会社の大きな転換期と認識し決断すべきと話してきた。
 日本で生きる企業として、どうしても避けて通ることは出来ない時期にきていると思う。


2014年7月

 さわやかな五月晴れの日はあっという間に過ぎ、また長い東北の梅雨の時期に入った。
 東北楽天イーグルスも長い梅雨の時期に入ったようだ。
 去年の12月号のこのブログに私は来季の楽天は下位に落ちるだろうと予測したが、今のところその通りになった。
 そして弱小集団が巨人に勝てたのは「大震災の復興」という「大義」があったからだと。田中投手が抜けたからだけではない。「大義」を果たして虚脱しているのだ。全選手から去年の躍動する輝きが失せている。私は今年一度も球場に足を運んでいない。無気力な無様な姿を見たくないと思ったからだ。そして星野監督は腰痛の難病で入院した。
 楽天の将来は今からだろう。球団も私達中小企業も常に勝ちに行く力とは何だろう。
 それは資本の力(金の力)でなく選手・社員のやる気であり、それを引き出すリーダーの愛の力だと思う。


2014年6月

 百花繚乱、さわやかな薫風が頬をなで、今から梅雨入りまでの間が一番良い季節です。
 当事務所は法人の3月決算に追われていて、好天を横目にパソコンに向かう毎日です。約3割弱の企業が3月決算なので、企業の経理担当者も会計事務所も大変です。
 さて決算が確定し、税務署に申告書を提出し、納税も済ませるとホッとしてこれで「やれやれ」では社長さんも私達も残念です。
 当社は「決算診断書」を提示して税務以外のお話もしているところですが、、もう少し突っ込んで株主総会を「決算検討会」「決報告会」という形でとらえ、役員、幹部社員(構成は自由です)を交え、会社の欠点、長所を見つめ、また将来を考える機会にできたらと思います。
 税務申告のための決算から脱却し、企業自身のための決算を目指したいと思います。
 「決算報告会」をお望みの会社は担当者に申し出てください。当社で段取りし、実行に移します。
 よろしくお願い申し上げます。


2014年5月

 4月に入り、新入社員の季節だ。
 当事務所に於いても4月1日より新入税理士が入社した。
 和田憲久、40才、開業して4年目の税理士で試験合格組だ。彼とはあの大震災の税理士会の気仙沼に於ける税務援助の際知り合った。彼の好漢さに惚れ込み入社して頂いた。
 法人税、消費税等の他、税務以外の分野に於いても、宮城県産業復興相談センターに於いて被災企業の借入金買取業務に従事した経験を生かして、企業の再建に係る諸問題等に対処できるものと思います。明るい、前向きの性格できっと皆様のご期待に応えられる男ですので、どうかよろしくお願い申し上げます。

 今季の楽天イーグルスは田中投手が抜けたにもかかわらず若いピッチャーの台頭でかなり期待できそうです。
 楽天もがんばれ。


2014年4月

 もう彼岸、あの震災から早いもので3年経過した。当時のつらい思い出は、決して忘れてはならない出来事だ。
 日経新聞2014年2月22日付で「休廃業・解散最多3万社」「後継者難、高齢化進む」という見出しで大きな記事が出た。
 会社解散というと通常累積赤字がかさみどうにもならに状態での解散が殆どであったが、当社が関与する企業で昨年中に資産が負債をかなり上回っているにもかかわらず事業の継続を断念する企業が数社あった。清算時にみなし配当をする税務は久しぶりであったが、全国的な傾向のようだ。
 背景には経営者の高齢化と後継者不足という構造的な問題がある。そして新規開業率は米英の半分以下だそうだ。日本の中小企業の将来を思うと暗たんたる気持ちになる。
 日本の経済を支えているのは中小企業だから。会計事務所は様々な企業とおつきあいがあるので何らかの手助けが出来ないものかと思います。
 諦めることなくご相談ください。


2014年3月

 酷寒の最中ですが、春はもうすぐそこ迄来ています。

 最近のニュースで、理化学研究所などのチームが常識破りの手法で新たな万能細胞作製に成功した。哺乳類の細胞では外的刺激で初期化は起きないとされてきた過去何百年の生物細胞学の常識を覆したことになります。
 小保方晴子さんというチームリーダーのどこからそのような発想が生まれたか興味津津ですが過去の常識にとらわれないみずみずしさが素敵です。我々が学校で学んできた進化論でさえ疑う余地はありそうです。
 物事を根本から見直す「改革」という言葉を先月号で書きましたが、「変革」という意識も大切です。
 毛虫が蝶になる過程に於けるシステムの変換のすごさは驚きです。葉の上をうごめいていた毛虫がある日、鮮やかに空に舞うような。このような事を考えるとしばし日常の雑事を忘れます。


2014年2月

 2014年も明けた。今年の干支は午なので、馬の話を少し書いてみます。

 馬といえば、中国の故事に「天馬空をゆくが如し」とあるようにサラブレッドが競馬場を一気に駆け抜ける姿を想像します。
 しかし「麒麟も老いては駄馬になる」とあるように老いれば、昔の面影はいずこ、ヨタヨタ歩く荷馬になるわけです。私も今は(あるいは今も)駄馬となりはてていますが今年はちょっと走れるところも見せたいと思います。

 さて年頭にあたり今年の目標となる言葉を「革新」としたいと思います。
 使い古された言葉ですが辞書には「これまでの仕組を根本から改めて新しくすること」とあります。
 今迄やって来た事、やり方を根本から見つめ直し、お客様の為、会社の為、そして自分の為にもなるように、より良いもの、より良いやり方を求めてもがき努力する時に「革新」につながると思います。

 増税の時を迎えますが、敗けずにがんばりましょう。


2014年1月

 師走に入った水曜日の朝、渋滞が少なく早く着いたので会社の前のコーヒー屋でコーヒーを飲み乍ら職場に向かう人々をながめていた。
 今年の一年も早かった。
 特定秘密法案や中国防空圏をめぐる問題で今、日本は騒々しい。

 さて今年一番の東北のビッグニュースは、何といっても東北楽天イーグルスの日本一だった。田中やマギーがぬけても若い人達が活躍して再び仙台を熱くして欲しい。
 我社と言えば今年は出入の激しい多難な一年でした。しかし、課題の残るものの何とかまずまずの経営成績をあげる事ができました。これも顧問先の皆様のお陰である事を忘れず感謝して新年を迎える所存です。
 来年は消費税の増税とか、課題の多い年になりそうですが智恵を出し合って乗り越えてゆきましょう。

 来年もどうかよろしくお願い申し上げます。



2013年12月

何といっても今年最大の話題は東北楽天イーグルスが無敵巨人を破り日本一に輝いた事だろう。

9年前、田尾初代監督に率いられた弱小、寄せ集め集団だった。その球団がたった9年で日本一になれたのは何だったのだろう。私は2011年3月11日のあの大震災だと思う。

震災で被災した東北の人々の苦難を目の当たりにした監督、選手達は彼らを元気付けるには勝つしかなかった。嶋選手会長の「東北の底力を見せる」との宣誓は心からのものだったろう。リーグ優勝間近の合い言葉となった「魂で打った」も心からのものだったろう。
 よって心をひとつにした弱小集団はある意味の「大義」を持つ事により迫力をつけた。マギー・ジョーンズの加入も大きかったが、何といっても大きかったのは「大義」だった。
 日本シリーズを観戦した人は、巨人との違いを選手達の迫力の差で実感した。それは「心をひとつにした大義」によるものだった。大義を果たした来季は下位に落ちるだろう。それでも応援しつづけるのがファンである。



2013年11月

 さわやかな秋風の吹く休日、我人生の来し方、行く末を思う。
 経営を30数年やってきて、事業承継のことをしきりに考える。

 経営の基本は、組織の中で如何に人がうまく機能しているかにつきる。人を使う悩みは限りない。スタンドプレーをするものは組織を乱す。
 最近、落合元中日監督の「采配」という本を読んだ。その中に「一芸よりも平均点」の取れるタイプが使いやすいとあった。その意味は現代野球は『個々の力を伸ばすというよりチームが勝つために野球をしている」とあった。
 平均点以上のものを持っている、あるいは持っていると錯覚するとそれが災いする。謙虚さを忘れ、いつの間にか組織から消えてゆく。平均点でありそれ以上になりたいと努力する人が生き残る。

 楽天は優勝した。しかし落合氏のような哲学を持たないと常勝はできない。



2013年10月

 虫のすだく音は、静かな秋の夜に冴えわたる。
 静かな秋はこのところオリンピックの日本招致の話題で沸騰している。ニュース番組は満面の笑顔だけが目に入る。オリンピックの日本開催のニュースを仮設住宅に居る多くの人々はどんな気持ちで見ているのだろうか。

 震災から2年半、遅々として進まない復興。人間はたえず前向きに生きたいしそのような性向を持っている。そして明の部分にのみ脚光があてられ、狂喜する。
 しかし暗の部分は必ず残る。その暗の部分を明の部分の資金力とエネルギーを借り復興に全力を尽くしその日を迎えねばならないのではないか。それが日本でのオリンピック開催の意味がある。
 原発の汚染力の問題も全く同じだ。暗の部分がないがしろにされた時矛盾は大きくなり社会不安は増すだろう。

 楽天イーグルスは優勝をほぼ手中にした。ファンは選手のひたむきさに酔えるのだ。


2013年9月

 ようやく長い梅雨も明け、灼熱の太陽が照りつける。でも七夕祭りや盆を過ぎると仙台の夏は短く、朝夕はめっきりと秋の気配を感じる。

 この暑い8月は我事務所は決算が3月に次いで多い。クライアントが比較的忙しくない月を選んでいるせいだろうか。とにかくこの暑さに負けず乗り切る他はない。
 その為にはたえず仕事の進め方を工夫する事だと思う。徹底して考え工夫する習慣がシンプルさとスピードを加速させる。残業や休日出勤はしないワークスケジュール、そして、家族サービスや休養をして明日に備える。このようにして8月を乗りきって欲しいと切に思う。

 楽天イーグルスは独走態勢に入ってきた。勝ち癖をつけろ。最後まで勝負を捨てるな。待たずに攻めろ。



2013年8月

 毎日、うだるような暑さが続いている。
 その中で楽天イーグルスの善戦が続いている。生ビールを飲みながらの野球観戦が楽しい。
 その中で藤田という二塁手に注目している。それは知恵ある人と思えるからだ。主として守備で、いつも工夫を忘れない。打者一人一人に対してあるいは一球に対して守備位置を工夫している。それが瞬時の判断力になるのだろう。

 松下幸之助氏も「知恵」を語っている。
 リーダーは「怖さを知る」必要がある。「怖さ」を知っていれば自然と耳を傾ける姿勢ができる。失敗者は「原因」の怖さを知らないので傲慢不遜だ。「怖さ」を知ることが「知恵」である。さすが含蓄ある言である。

 楽天イーグルスの優勝は大いに可能だ。がんばれ!



2013年7月

 梅雨のただ中むし暑い日が続く。庭の紫陽花が雨を含んで生き生きしてみえる。
 
 会計事務所の超多忙の時期は5月をもって終わり、何となく心にゆとりを感じる昨日、今日です。このような時期に「今迄延ばしていた懸案事項を片付ける」「遅れていた仕事を正常に戻す」「身辺の整理、整頓をする」といった事をやる大切な時期と思う。また心身をリフレッシュする為に休養する事も必要だろう。
 仕事は準備とチームワークが大切だ。「絶えず工夫する」「限りなくシンプルにする」「プラス思考に徹する」「お客様を大切にして喜ばれる」これらがプラス発想になり、自分の心の器を大きくする事ができると思う。今回のブログは事務所の内部の私の独白になりすみません。
 
 楽天は優勝狙える絶好のチャンス。チャンスをものにしろ!



2013年6月

 我家の狭い庭にも色とりどりの花が咲き乱れ、猫ものんびり春の陽を浴びています。
 
 日経新聞の先日の記事に「贈与革命の光と影」という今年の改正税法が掲載されました。
 それは約1,500兆円の個人金融資産の約60%を保有する60才以上の祖父母世代に着目し、若い世代への金融資産の移転を狙ったものです。
 祖父母が孫の為に教育資金を孫1人あたり1,500万円まで信託銀行に預けた場合には贈与税は非課税となり、祖父母の相続財産には加算されないという「贈与革命」とも言える優遇策です。
 ただこの改正は孫の教育支援という本来の目的通り使われるのか、また過度な節税策になり持てる者と持たざる者の差を拡大させる懸念もある、と記事は結んでいます。
 関心のある方は事務所へお問い合わせください。


2013年5月

 春爛漫、まさに1年で一番よい季節到来です。

 しかし経営難の中小企業は金融円滑法が3月で打切りとなった。各銀行の対応はまちまちのようだが、きびしい対応のようだ。
 会計事務所は資金繰り面の支援には力不足のところを自認している。当事務所としてもその受皿と言われている「経営革新等支援機関」として2月1日に経済産業大臣より認定を受けた。これの利用法については、今いろいろと検討中であるが、我々の出来うる事はやってゆかねばならない。
 ただ反省すべき事は3月の個人の確定申告など税務の繁忙期にはどうしても動けない。会計事務所は税務のみであってはならないとする私にとってジレンマであるが対応できる体制を作りたい。

 楽天イーグルスは今年は優勝を狙える位置に居る!がんばれ!


2013年4月

 忘れもしないあの3月11日から2年たちました。
 雪のちらつく寒い日の午後2時46分でした。

 「忘却とは忘れさるものなり」という言葉のとおりあれほどの大惨事でも2年経つとすっかり忘れて生活していてテレビで当時の映像や未だ仮設住宅暮らしをしている方の姿を見るとハッとする此の頃です。
 肉親を失ったり、家を流されたり、原発で非難を余儀なくされている人々にとっては一生忘れようにも忘れられないトラウマとして残るでしょう。
 震災バブルとかアベノミクスとかで一見陽に見える一方で陰の部分も限りなく残されています。
 あたり前の日常生活を一日一日送れる幸せを忘れずに、忘れてはならないものがある事と心に銘記したいと思いました。

 楽天はもうすぐ開幕、てっぺん目指してがんばってね。


2013年3月

 立春が過ぎたとは言え、突然の寒波で体調を狂わす。
 しかし、陽ざしの強さで確かな春の到来を感じる。

 人生には三つの坂があるという。
 ひとつは「上り坂」何をやってもうまくゆく時、二つ目は「下り坂」不調になって何をやっても落ち目の時である。
 さて三つ目の坂は「まさかの坂」であり、落し穴のように突然出現する。まさに「まさか」であり急転の闇に転落する。歴史上の人物のみならず凡人の私達をも襲う。
 昨年末、私の若き修行時代を育ててくれた会計事務所の先生が「末期ガンが見つかったので事務所を頼む」という事であった。先生にとっては「まさか」であったが、70才過ぎの私にとってもある意味で、「まさか」であった。
 私を育ててくれた事務所でもあり、受け入れを決断し、今年1月より業務を引き継ぎ中である。
 何とか「まさか」を「平坦な坂」にしたい一念である。

 春よ早く来い!


2013年2月

 2013年の幕も開いた。新内閣の大判ぶるまいで経済再生の動きは急だが、長期的視野でお願いしたいものだ。

 年末のこのコラムで今年の漢字一字は「変」ではないかと書いたが、そんな予感がする。世界も日本も、政治、経済、価値観、その他いろいろ・・・変りそう。
 私は単純な庶民の一人として、各々何か良い事、つまらない小さな事でもたとえば、タバコをやめるとか、体重を減らすとか、親や隣人に親切にするとか・・・。 要は自己の利益だけでなく他の為に変えようと努力すること。これが肝要だと思います。先月号の続きになりましたが、私もきっと変ります。

 星野楽天も3年目、良く変れば優勝できるよ。


2013年1月

 師走の街を選挙カーが走り回り、一層の喧噪さだ。
 あわただしかった一年も、もう終わる。

 今年を総括した漢字一字は何だろう。私は「忍」のような気がする。
 震災の復興はいまいちだ。よいものを期待してもがっかりする。変わろうとしても変れない。

 世界も日本も変れない一年だったのでは。そして私も。
 でも一人一人が良く変る事が世を変えてゆくのではないか。「他に良かれ」と願い、純粋な努力を重ねてゆく時に神は一筋の光明を与えてくれるのではないか。
 来る年は世も私も良く変れたという、良い「変」を実現したいものだ。

 良いお年をお迎え下さい。


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